③のフライング

12月4日にアップしようと思ってたけど、いまの文章は旬のうちに、ってことで。4日にまた書きたいことがあれば短くても3ヶ月の記事を書こう。

 

ひと月にいちど、所感というかきもちというか、書き残したくなって、文体とかバラバラでも、それはそれでそのときの気分の反映ってことでおもしろいかなー、となんとなく2回分書き残してきたけれど、まさか3ヶ月でうちゅ〜になるとは思ってもみなかった。

 

宇宙Six結成の記事は、同じアホなら踊らにゃ損損のポリシーに基づいて読んだ『Theyたくなひととき』に心底感動して書いた。そこに嘘はないのだけれど、「めぐろくんのファン」という立場だけに心を持って行ってみると、それと別にいろいろな思いがあるのも事実だ。今回は、というかこの月イチ記事は、目黒蓮くんのファン、それだけのわたしで書く。

 

11月11日のわたしは、EXシアターでクロスハートLive ver.を観ていた。めぐろくんを好きになったTDCに寺西がもしいたとすれば、わたしはきっとふうまくんを見る以外のときは双眼鏡で寺西を追い、めぐろくんにも、他のだれにも降りずに、それまでよりもいくらか寺西へのリア恋を濃ゆくさせて、デビュー組担のまま生きていたとずっと思っていたし、それを確信したクロスハートだった。

 

終演後、クロハにひたったまま電車に乗り込み、めぐろくん寺西さんすごかったよ〜・てらもろ!てらもろ!などと思いながら、感想を投げようとTwitterを開くと、飛び込んできたのは新グループの文字と自担の名前だった。すべてが頭からふっとんだ。混乱した。ぜんぜん意味がわからなかった。なにかの間違いとかデマとか、コンサートの演出上のアレソレなんじゃないの?って思った。情報が流れてからきちんと終演するまですごく長く感じた。

 

結果として、宇宙Sixにまつわるエトセトラはぜんぶほんとうだった。

 

わたしはぜいさんのこともこたくんのこともほっとんど知らなかったけれど、とりあえず、どうしてそこにはらめぐ?と思った。いまだに思う。マイナスな意味でなく、ただただフラットにどうして選ばれたのがはらめぐだったのか。どうしてはらめぐを選んでくれたのか。そのうちどこかで教えてくれるとは思うけれど。

 

混乱が少し落ち着くと、こころのもやもや*1と、めぐろくんすっごいチャンスだなぁ!という気持ちが生まれた。

 

落ち着いてきたらめぐろくんに「おめでとう」をたくさんたくさん言いたくなった。無所属、という場所にいてそこでできることだってたくさんあったし、そうやってきたと思うけれど、ユニットがある子たちより、圧倒的に「いつどこにいるかわからない」存在だった。わたしがめぐろくんにすごいスピードで降りたのも、彼をもっと見たいという気持ちが抑えられなかったのに加えて、いま見なきゃいつ見られるのかわからない、もういなくなってしまうかもしれない、という焦燥感に駆られてだったから。ユニットができたから安心なんてことは絶対にないし、ユニットがあっても辞めていく子がいることも解体されることがあることも知っているけど、それでもうわ〜うれしいな〜すごいな〜って。もうただただすごいな〜〜〜って思った。

 

わたしはめぐろくんがこれからどうなりたいのかとかなんにも知らないし知れないただのファンで、めぐろくんの思う道に進んでくれればいいなぁ、と思っているしそこにあるどんな選択肢も捨てないでほしいのだけれど、でも、とりあえずわたしができるのは、めぐろくんがこの世界で昇っていくことを応援することだ。

それを考えると、形式上なんにもないところから宇宙というでっかい名前と、新しく4人のお兄ちゃんができて、嵐のコンサートのメインバックとして踊って、ドームで名前を紹介されて。おんなじ場所には原くんがいて。 ぜいさんやこたくんのファンの方たちを含め、これまでより格段にたくさんの人に知ってもらえる機会だし、ダンスも歌も演技もきっとスキルアップできるし、めぐろくんたぶんこれまで以上のスピードで成長してしまうな、嬉しいし楽しみだな、と思った。それから、本人が感じているかは知らないけれど、短い時間見ていただけでもなんとなく感じていためぐろくんの前にある何かしらの壁を撃ち破るときがきたかなと思った。

 

たった3ヵ月ほどのわたしが見てきためぐろくんはものすごいスピードで駆け抜けていて、わたしにとってもめぐろくんにとっても初めてのことをたくさん経験させてくれた。その勢いは伊達じゃなかったんだ、すごい。本当に、すごい。

 

めぐろくんは、名前付きで持っていたものを失ってないと言えど、それでも宇宙になって失われた可能性はたくさんある。正直、前回の記事を書きながらも、「宇宙じゃなければあったかもしれない未来」に思いを巡らせていた部分が無かったと言えば嘘になる。わたしはあの文章で、宇宙Sixに「未来」という言葉を使えなかった。今もまだ使えない、と思う。

 

例えば、めぐろくんが今まで一緒にやってきた4人でこれからもやっていくこと。或いはめぐろくんより年下の子たちも合わせてユニットを組むこと。わたしがぼんやり想像していた未来はそういう方向にあった。

 

4人だけでなく下の子とユニットを組む未来をわたしが想像していたのは、もっと前に出てほしい。よく使う言葉で言えば、「売れて」ほしい。そのためには、若い子が必要!という単純でゲスな考えとともに、めぐろくんが「滝沢くんになりたい」と語っていたせいもある。タッキーといえば、面倒見が良いというイメージが強すぎる。

 

宇宙Sixに入って、今年のカレンダーでめぐろくんが語っていた「滝沢くんになりたい」という夢*2には一歩近づけたんじゃないかと思う。実際のところ、めぐろくんがいまなにを目標にしているのかはわからないけれど。*3

 

きっと、宇宙Sixになったことで、めぐろくんはすごく成長するんだと思うし、新しい景色も見られるし見せてくれると思うし、そのこと自体はすごく楽しみに感じている。でも、グループとしての宇宙Sixは6人でどこに向かうのだろう? 原くんの、夢*4には近づけたのかなぁ?その未来が、わたしには想像できないままでいる。本人たちの口から何も語られていないのだから、当たり前なんだけど。

めぐろくんも他のみんなも、いつまでそこにいてくれるんだろう? どうやって活動していくんだろう? どうしてどうやってどうなって…どうしても、そういうことを考えてしまう。それこそみんなみんなずっとそこには向き合ってきたのだと思う。そういうことに向き合ったうえで、宇宙になったんだと思うから、わたしなんかがそんなこと考えるのはぜんぶ余計なことだというのはわかっている。グループの未来なんてお仕事としてそれをしている本人たちが考えて作っていくものでしかなくて、わたしはそこにちょいと間借りさせてもらって、たのしい気持ちをもらって、できればおんなじ方向を見ている気持ちにさせてもらえたらいいなぁくらいの立場だから、なにを不安に思っても仕方がないのにね。*5

 

いくらユニットに所属したとはいえ、ジャニーズJr.という立場が変わったわけではない。正直、宇宙以外のあったかもしれない可能性を思うこともある。でも、ジュニアである限り、いやジュニアに限らず、「絶対」なんてものは存在しない。たとえば宇宙Sixがすぐに宇宙の屑になってしまうこと、また同じ場所に帰ってくる可能性。そういうものはなくなってはいない。いや、別に前の場所に戻ってほしいというわけではない。でもすべての可能性はぜんぶ残ったままそこにあって、未来のことは誰にもわからない。またいつか、道が離れたり再び交わったりするのかもしれない。わたしにできるのは、好きな子がいるその場所で今この一瞬を大事に大事にしていくことだけだ。その積み重ねが、未来につながっていると信じてわたしはこれからも、めぐろくんと、めぐろくんがいる場所と、めぐろくんに関わる人たちを、みんなみんな応援していきたい。

 

 

最後にひとつ。宇宙になってから友人に借りたPLAYZONEとかいう最高の舞台が最高すぎるからみんなDVD見てくれお願いだ。2012年〜15年まで見たけどそれぞれぜんぶ楽しいなんておかしい!!! なんで今までこんなド好みのたのしいワールドがあるって知らなかったんだ。宇宙Sixに心から感謝する。

 

*1:なんのもやもやかははっきりわからない。きっとその先に広がる未来がなんにもわからなくて、宇宙シックスの空気感もぜんぜんわからなくて、すごく不安だった

*2:将来の夢  滝沢くんになること「みたいに…じゃなくて、滝沢くんになりたい」”『ジャニーズJr.カレンダー 2016.4→2017.3』 集英社

*3:この1年怒涛だったと思うし、変わったこともたくさんある。「今」なに考えてるのかはまだわたしには知りえないから。

*4:“将来の夢 グループデビューして、冠番組を持つこと” 『ジャニーズJr.カレンダー 2016.4→2017.3』 集英社

*5:最新号のダンスクを読むと、「自分ひとりの口からでなく、みんな揃ったところで宇宙Sixのことや今後の目標を言いたいから、まだここでは何も話せない」というようなことを江田さんが言っていて、なんというか、あぁたぶん信頼できる人だなー、そこに目黒くんがいられるのはほんとうにいいなー嬉しいなーと思った。6人揃ったところで、未来の形が語られるのを楽しみにしている。